女性ラッパーのイヴが11年ぶりの新作をリリースするとのことです。いままで何度も延期を繰り返してきた、あの『Lip Lock』。
ついにリリースされるということがいまだに本当かどうか信じられないでいるのだけど(笑)、まあ、トラックリストやジャケ写も公開されていることだし、今回は本気なんだと思います。
ラッパーとして新作が出ない間にも客演仕事や女優業をこなしていた訳で、決して何もしていなかったわけではないのだけど、11年という月日は待たされるにはあまりに長い月日ですよね。それはもちろん、当人にとってこそ、そうでしょう。やっと新作が出せる・・・イヴ自身がきっとそう思っているに違いないと思います。
さて、イヴのことを考えながらふと思ったのは、女性ラッパーの栄枯盛衰というか、女性ラッパーとしてこの業界で生き残ることの難しさです。90年代から2000年代にかけて活躍した女性ラッパーを思い出してみると、ダ・ブラットにリル・キムにフォクシー・ブラウンにミッシーにショウナにと、どのラッパーも2000年台の半ばでその命脈が途絶えてしまうんですよね。つまり、次の新作が出せないままフェイドアウト。トリーナは頑張っていると思うけど、それ以外はよくて新作の制作に取り掛かっているという話があるだけですよね。ミッシーなんか、さすがにコンスタントに客演仕事こなしてるけど、どちらかというとプロデューサーとして花開いた感じで、予告されている『Block Party』なる新作はいまだにリリースの目処すら立ってない。
そう思うとニッキー・ミナージュの快進撃はすさまじいと思うのだけど、そんな彼女ですら最近ちょっと失速気味な気がするんですよねー。大変だなあw
ということで、女性ラッパーの時代が再度来ることを願いながら、今回はイヴのデビュー・アルバムを取り上げようと思います。
タイトルどおり、ラフ・ライダーズという当時の新興ヒップホップ勢力の紅一点女性ラッパーとしてイヴはデビューしました。アルバムはいきなり全米1位の大ヒット。一躍イヴの名前を全国区に知らしめましたね。
さっそく内容に移りましょう。注目はなんといっても、アルバムの大半をスウィズ・ビーツがプロデュースしているということ。当時の彼らしいビートが炸裂する、懐かしくもクールな一枚になっています。
一部をかいつまんで見ていきます。
2013年4月11日木曜日
2013年4月3日水曜日
Chris Brown『F.A.M.E』(2011年)
あ、もう4月だ(^_^;) 更新ペースがどんどん落ちてるぞw
今回は再びクリス・ブラウン。
先月クリス・ブラウンを取り上げようと思った理由はもうよく覚えていないのだけど、せっかくなのでもう1枚ぐらい紹介しようかと・・・深い意味はありませんw
改めて見ると、このジャケ写、なんかイカツイですね。なんでしょう、この感じは。グラフィティ・アートっぽいけど、まあ、ストリート感をアピールしたんでしょうかね。
彼のキャリアを振り返ると、リアーナとの一件があって、3rdアルバムの『Graffiti』が見事にコケてしまったわけだけど(内容は充実してたはずなのに、評価が散々だったのはわかりやすくて笑えますね)、そこからミックステープを発表するなどして、再度自らの実力と存在感をアピール、その中から生まれた大ヒット曲「Deuces」が、復活への踏み台となりましたね。
すでにメジャーで活躍していて、しかもR&Bシンガーである彼がミックステープで勝負するというのはなかなか挑戦的なことだと思うのだけど、そこを臆せずにしたのが若さだなあと感心します。また、ミクステの流儀に則り見事なラップも披露して、ストリートへのアピールをしっかりできたのも大きいかったのかもしれません。
とにかく、いろいろなチャンスをものにして、見事なカムバックを果たしたクリス・ブラウン。そのことを象徴するかのように、このアルバムは彼に初めての全米1位の栄誉をもたらすことになりました。
ということで、さっそく内容に移りましょう。
今回は再びクリス・ブラウン。
先月クリス・ブラウンを取り上げようと思った理由はもうよく覚えていないのだけど、せっかくなのでもう1枚ぐらい紹介しようかと・・・深い意味はありませんw
改めて見ると、このジャケ写、なんかイカツイですね。なんでしょう、この感じは。グラフィティ・アートっぽいけど、まあ、ストリート感をアピールしたんでしょうかね。
彼のキャリアを振り返ると、リアーナとの一件があって、3rdアルバムの『Graffiti』が見事にコケてしまったわけだけど(内容は充実してたはずなのに、評価が散々だったのはわかりやすくて笑えますね)、そこからミックステープを発表するなどして、再度自らの実力と存在感をアピール、その中から生まれた大ヒット曲「Deuces」が、復活への踏み台となりましたね。
すでにメジャーで活躍していて、しかもR&Bシンガーである彼がミックステープで勝負するというのはなかなか挑戦的なことだと思うのだけど、そこを臆せずにしたのが若さだなあと感心します。また、ミクステの流儀に則り見事なラップも披露して、ストリートへのアピールをしっかりできたのも大きいかったのかもしれません。
とにかく、いろいろなチャンスをものにして、見事なカムバックを果たしたクリス・ブラウン。そのことを象徴するかのように、このアルバムは彼に初めての全米1位の栄誉をもたらすことになりました。
ということで、さっそく内容に移りましょう。
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