ケシャと言えば、かつて「私は人間が好きなの。ゲイでもストレートでもない。そういうレッテルを貼るのは好きではないから」と発言して話題になったことがありました。そのことから彼女が「バイセクシュアル」であるとするニュースもありましたが、ラベリングの問題に気づいている彼女に反対してあえて言うなら「パンセクシュアル」ということになるのではないでしょうか。そういえば、アルバムのタイトルは『アニマル』だったりするのだけど・・・たぶん、それは関係ないなw
ということで、セクシュアル・マイノリティにとっても目が離せない存在、それがケシャ! と言いたいところです。そういえば、彼女、It Gets Betterという主にLGBTユースの自殺予防を目的としてさまざまなメッセージを届けるプロジェクトに賛同してyoutube上にメッセージを揚げたりもしてますよね(→こちらで観れます)。
さて、本題に戻りまして、ケシャを有名にした曲といえば、なんといっても「Tik Tok」でしょう。いや、それ以前にFlo Ridaの大ヒット曲「Right Round」への客演という伏線もあったのだけど、やっぱりソロ曲でのケシャ節としか言いようがない独自の歌いまわしを知らしめたこの曲こそが、彼女の代表曲と言えるのではないでしょうか。
1人でラッパーとシンガーをこなしてしまうみたいな、美味しいとこ取り歌唱ですね。のっけから「気分はP.Diddyみたい」って面白いフレーズも出てくるし(セレブの代表みたいなことでしょうか?)。声も特徴的、ゲーム音的なシンセフレーズやオートチューンも効果的に使用してます。わかりやすいパーティーチューンです。
アルバムのプロデュースの多くを務めているのがDr.Lukeという人物。ヒット曲連発の彼だけど、ヒップホップ的なエッセンスと今様のダンスビートを融合して、耳障りのいいポップなサウンドを生み出してますよ。
アルバム全体を通してノリのいい曲がたくさん含まれているので、そういうポップサウンドが好きな人にはぜひとも聴いて欲しい作品です。個人的には「Back$tabber」あたりが好きかも。
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