今年も残す所わずかになってきました。もうブログの更新ペースが落ちまくりで、ちょっと残念なことになっていますが(汗)、音楽への興味を失わない限り、続けたいとは思います。
さて、年末なので昨年に引き続き、個人的に印象深かったアルバムを取り上げておきたいと思います。前回は勝手にカテゴリー組んで「~~賞」みたいな感じでやりましたが、もう面倒なのでカウントアップ形式です。しかも5枚だけw
いや、振り返ってみて思うに、実はそれほど突き抜けた作品が個人的になかったような気がしています。うーん、聞き逃した作品もたくさんあったかもしれないけど、そういうのも含めて、今年ってどうだったかなあという印象を持っています。
背景としては、このブログの主軸であるR&Bやヒップホップ分野に元気がなかったということかもしれません。まあ、年末に向けて話題作がちらほらと出ましたけど(ディアンジェロとか)、どうも昨年末のビヨンセ騒動以降、元気がないような気がするのは何なんでしょうね。イギー・アザリアのブレイクとか、新風もあったにはあったけど、ああこれで今年も終わるのねと思うとなんだか切ない・・・
何はともあれ、さっそく5位からいきませう。
5位:Faith Evans『Incomparable』
フェイス・エヴァンスの久々の新作。今年はケリー・プライスにメアリー・J.ブライジにアレサにと、ベテラン女性シンガーが大活躍だったけど、その中でも光っていたのがこのアルバムではないかと思います。
4位:Jennifer Hudson『JHUD』
EDMではなく、しかしながらダンサブルなレトロ風味のディスコサウンドで彼女にしては新境地を開いたと言っていいでしょう。個人的にティンバランド作の「Walk It Out」が強烈だったので、それに尽きるんだけど、不遇のR&B時代に彼女がきちんと作品を出せたのはよかったですね。
3位:Sam Smith『In The Lonely Hour』
サム・スミスがゲイであることをカミングアウトしたのはフランク・オーシャンほど衝撃はなかったかもしれないけど、そういうアーティストが増えてくるのは悪い流れではないと思います。そして、そんな彼のセクシュアリティなどさして話題にならないほど、作品のクオリティが高かった。ソウルバラードが主体ながら、一方でEDM界隈とのコラボで名をあげたということで応用力の高さも、シンガーとしての魅力をアピールしたかもしれませんね。
2位:Michael Jackson『Xscape』
アルバム曲中では「Love Never Felt So Good」の王道感に心ときめきながらも、ティンバランドが生み出した一連のプロダクションに舌を巻いたというか、もうそれに尽きるなあとw 死後作ってあまり期待度が持てないことが多いけど、これならキング・オブ・ポップも納得の出来なのではないかと。
1位:Sia『1000 Forms of Fear』
これはもうぶっちぎりです。一番よく聞いたように思います。最近になってようやく国内盤も出ましたが、今年屈指のポップ作じゃないですか。いや、ただのポップじゃないのだけど、これまでソングライターとして十分に活躍してきた彼女がシンガーとしてここまで飛躍するとは思わなかった、そういうサプライズもこめて1位にしました。「Chandelier」はもちろん傑作だけど、「Big Girls Cry」もまたそれに匹敵する曲だと付け加えておきます。
ということで、時間がないので簡単に選んじゃったけど、今年はこんな感じかなあ~
0 件のコメント:
コメントを投稿