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2016年8月3日水曜日

Fantasia『The Defenition of…』(2016)

気付けば8月ですね。暑いのでさわやかな曲やパーティー気分の曲を聴きたいところですが今日取り上げるのはファンテイジアの5枚目となる最新作です。事前リリースされた楽曲を聞いたことがある人ならわかると思いますが、はっきり言って今回も濃い~ソウルです(笑)

前作『Side Effects of You』からの動きを振り返っておきましょう。まず、ブロードウェイのミュージカル『After Midnight』への出演がありました。歌手としてのみならず活躍の幅を広げていると言えそうです。また、2014年のグラミー賞において3部門でのノミネートがあり、R&B系アーティストとして着実に評価を獲得していることが確認されました。よろこばしいことです。そして、デビューからのディスコグラフィを見ればわかるように、3年ごとにコンスタントに新作リリースを続けています。そして、今作もRCA/19からのメジャーでのリリースとなります。

しかし、一方で前作の主軸だったハーモニー・サミュエルズは不参加で、代わりに指揮をとったのがなんとロン・フェア。当ブログ的には、レディー・ガガ、メアリーJ.ブライジやキーシャ・コールらのプロデューサーとして注目ですが、噂レベルでは最近ではTLCの最終作にも参加するといわれています。A&Rとしての実績が強く、それほどサウンド的に特徴があるわけではありませんが、逆に堅実なベテランともいえるでしょう。

意外といえば、R.ケリーの参加というトピックがありました。2014年の末にファンテイジアとレコーディングする写真がSNSにポストされ、果たしてどちらのアルバムに入るのかと思われましたが、今作にその成果が無事収録されることになりました。ただし、今回はよくあるデュエット形式ではないようです。

ということで、アートワークも相変わらず強烈な今作、さっそく見ていくことにしましょう。


2013年5月2日木曜日

Fantasia『Side Effects of You』(2013)

ファンテイジアの待望の4作目がリリースされました。元祖アメリカン・アイドルもデビューしてからすでに9年目に突入。すでに中堅の域に入っていますが、マイペースに活動しているのがいいですね。

約3年ぶりとなる今作、全米チャートでは前作と同様、初登場2位を記録しています。シングル的に派手なチャートアクションがなかったにもかかわらず、これだけのセールスを記録したのは素晴らしいと思いますね。「アイドル」という枠組みを越えて、彼女がR&Bファンに支持されている証拠ではないでしょうか。

さて、今作で注目すべき点と言えば、アルバムほぼ全編をロンドン出身のハーモニー・サミュエルズがプロデュースしているということ。自作自演系以外で、一人のプロデューサーとがっちりタッグを組むというのはR&Bではとても珍しいことだと思います(近年だとクリセット・ミッシェルも同様の試みをしてましたね)。相性の問題もあると思うけど、よっぽど波長が合ったのでしょう。


さて、それではさっそく内容に移りましょう。


2013年1月9日水曜日

Fantasia『Back to Me』(2010)

新年一発目は、年始に中古で入手したファンテイジアの3枚目のアルバムを取り上げたいと思います。

初代アメリカン・アイドルのウィナーとして華々しくデビューした彼女。その後のアメアイの展開はともかく、初代女王としてこんなソウルフルなヴォーカリストが勝ち上がることで、従来的なアイドル像をいきなり覆してくれたのは向こうの音楽業界にとっても大きな風になったのではないかと思いますね。

16歳で妊娠・出産を経験したという過去を持つ彼女、デビュー後にも不倫関係やらオーバードーズやらヤサグレ道を地で行くようなプライベートが話題になったけど、まだ28歳なんですよね。まだまだこれからの人だと思います。

そんな彼女ですが、3月に『The Side Effect of You』というニュー・アルバムをリリースするようです。そこからのリード曲「Lose To Win」もすでに公開されています。

さて、アルバムに話を進めましょう。全米チャートでは最高2位を記録、これは彼女のアルバムとしては最高位となります。もちろん大ヒットシングル「I Believe」を含むデビュー・アルバムの方がセールス的には大きいわけだけど、むしろ3枚目の落ち着いてきた時期に改めて存在感を示せたことの方が意義があるのではないかと思います。1人のアーティストとして支持されている証拠ですね。グラミー賞にもしっかりノミネートされていました。

内容に移ります。これが期待を裏切らない素晴らしい出来なんですよね。現代的なR&Bもあれば、オールドマナーなスウィート・ソウルもあったりして、聴いているだけで甘酸っぱい気持ちになれちゃいますw さっそく何曲かピックアップしてコメントしておきましょう。