この曲は、1994年に発表されたホリデイアルバム『Merry Christmas』に収録されています。日本ではドラマ「29才のクリスマス」の主題歌として起用され、洋楽シングルとしては異例のミリオンセラーを記録しています。すごいですね。
すでに別ブログで、この曲のビミョーな進化について書いたけど、今回はいつもと趣向を変え、さまざまなカバー・バージョンについて聞き比べをしてみたいと思います。カバーの多さを見るだけで、たくさんのアーティストにこの曲が愛されているということがわかりますよね。
☆シャナイア・トゥエイン(1998年)
カントリーポップスの女王、シャナイア・トゥエインが『The Today Show』という番組で披露したカバー。ヴィジュアル的には若いのだけど、少しアダルトな雰囲気ですね。
☆オリヴィア・オルソン(2003年)
映画『Love Actually』のサントラに収録されている一曲。歌っているのは当時12歳で、この作品がデビュー作となるアメリカの女優さんです。かわいらしい感じですね。
☆マイ・ケミカル・ロマンス(2004年)
日本でもヒットを記録している4人組ロックバンドの意外とも言えるカバー。途中でメロディーぐちゃぐちゃになっちゃったり、ハチャメチャな感じ。かなり自由に歌ってますね。ロック的な意匠ということでしょうか。ノリノリなのが好きな人にはオススメかも。
☆マイリー・サイラス(2007年)
ウォルト・ディズニー制作『ハンナ・モンタナ』のサントラで大ブレイクしたティーン・アイドルの弾けるようなパフォーマンス。いかにもアメリカンなポップスに仕上がってますね。
☆ジョン・メイヤー(2008年)
今年リリースしたアルバムも全米1位を獲得するなど、絶大な人気を誇るシンガー・ソングライターのライブカバー。アコースティック・テイストですね。
☆Suemitsu & the Suemith(2008年)
日本のアーティストもカバーしてます。『Best Angle For the Pianist』というアルバムに収録された一曲。ピアノロック調になってます。
☆レディー・アンテベラム(2010年)
大人気カントリートリオのホリデイ・アルバム『A Merry Little Christmas』に収録されているカバー。しっとりと美しく、コーラスもバッチリですね。
☆マイケル・ブーブレ(2011年)
カナダ出身のジャズ・シンガーの、昨年大ヒットを記録したホリデイアルバム『Christmas』に収録されているカバー。ブー様の声は渋くて艶があって、ステキですねえ。
☆グリー・キャスト(2011年)
日本でもいよいよ放映が始まったコーラス青春群像劇(って形容でいいの?)『Glee』のアンバー・ライリーによるカバー。原曲の雰囲気を壊すことなく、ポップにまとめあげてますね。
最後は、昨日取り上げたシーロのホリデイアルバム『Cee Lo's Magic Moment』に収録のカバー。華やかなアレンジが施されています。
ということで、調べれば他にもいろいろとありそうなのですが、ココらへんで止めておくことにしましょう。たくさんのバージョンがあって、それだけこの曲のポテンシャルが高いということを証明していると思うんですけど、いかがでしょうか。わたしはマイケル・ブーブレのカバーにうっとりしてしまうのですが、もっと大胆なアレンジのカバーがあってもいいのかなと思ったり・・・探せばあるのかもしれないけどね。
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